みずうみ

ひとり言

つき

 

月が変わった。

 

肌寒いくらいの秋風と夏の日差しが入り混ざり始めたと思ったら、いつの間にか空の色が薄くなって、雲も滲んで秋空になった。

 

 

じりじりと暑くて少ししんどい夏だった。

 

たくさんの人と会って言葉を交わして、風通しの良いところまで引き上げてもらって今がある。

 

絶対に忘れたくない夏になった。